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皆さんこんにちは!
有限会社創律工業のブログ更新担当の中西です。
少し肌寒くなってきた今日この頃、お元気ですか?
季節の変わり目なので、体調には気を付けてお過ごしください。
さてさて、本日からシリーズ更新が始まります!
名付けて!~ガテン系雑学講座~
ガテン系に関する豆知識を毎回ちょこっとずつ!お届けしたいと思います!
記念すべき第1回目を飾るのは、
【現場=缶コーヒーの謎】についてです!
職人たちの休憩時間と言えば、缶コーヒー。
街中で実際に見かけるだけでなく、テレビCMの影響もあってか、 何となく万人に共通するイメージではないでしょうか。
世の中にはありとあらゆるコーヒーが売られています。
利便性の高いペットボトル、ちまちま飲めるストロー付きのものなど多種多様ですが、
その中でもなぜ缶コーヒーなんでしょう?
実はこれ、企業のビジネス的戦略が隠されているのです。
まず、
肉体労働で疲れ切った体とミルクや砂糖が入った甘いコーヒーは相性抜群。
中でもショート缶は「休憩時間内にタバコで一服しながら飲み切れるサイズ」だそうです。
確かに沢山の危険がある現場内に、飲みかけの飲み物を置いておくのは難しいですよね。
さらに、外に出なくて済む自販機のコーヒーは職人たちに大人気です。
新しく工事が始まり工事現場を囲む白い壁が立ち上がると、営業マンはそこを目掛けていくと言われています。
そういえば私の父も、朝仕事に行く前必ず、買い置きしてあるショート缶のコーヒーを飲んでいます。
時間のない朝に飲み切れる丁度いいサイズだと言っていました。
また同じ「働く人とコーヒー」でも、
オフィスワークとなると多めに入ったペットボトルのコーヒーが大人気。
なるほど、パソコン作業などをしながら一日かけて少しずつ飲むのに最適
ですよね。
何事にも明確な理由と、それに合わせた戦略が存在するものなんですね。
街中で見かける、自販機の横で缶コーヒー片手に談笑している作業服の職人たちは、 その時間に心も身体も癒されているのかも・・・
さて、そろそろ熱い缶コーヒーが美味しい季節になりますが、 春夏秋冬、換気ってめちゃくちゃ重要ですよね!
弊社では、
機械設置工事、プレジャーボード製造、鉄骨工事、鉄筋工事
管工事、外構工事など多岐にわたる事業を展開しております。
詳しくは「業務内容」をご覧ください。 じっくりご相談に乗らせていただきますので、まずはお問い合わせいただけたらと思います。
以上、第1回ガテン系雑学講座でした。
第2回もお楽しみに!
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有限会社創律工業のブログ更新担当の中西です。
今日は工事現場などでよく見るあの○○について!
そう【安全第一】
工事現場などでよく見かけるスローガンに「安全第一」というものがありますが、実はこのスローガンは日本で生まれたものではありません。
また、「安全第一」の後には「第二」「第三」と続きがあるのをご存じですか?
「品質第二」 「生産第三」という続きがあります!
日本ではあまり知られていませんが、実は元々はアメリカの企業で使われていたスローガンなんです。 日本では「安全第一」の部分だけが使われることが多く、実際に工事現場や工場などでは「安全」と「第一」の間に緑十字を挟み、「安全 ✚ 第一」と表記されています。 「安全第一」というスローガンが掲げられるようになってからは、実際に労働災害による死亡者数が1,000人を下回っています。
現代では信じられないかもしれませんが、高度経済成長期には労働災害によって亡くなる人が6,000人を上回ったこともあるのです。
元々は「生産第一」「品質第二」「安全第三」だった
1900年代初頭にはなんと「生産第一、品質第二、安全第三」というスローガンで、安全よりも生産性が重視されていました。
その当時、アメリカは不況に見舞われていたため、労働に従事する人は過酷で劣悪な環境で仕事することを与儀なくされていました。
そして、それらの過酷な仕事には命の危険が伴うことも多く、労働災害によって命を落とす人が後を絶ちませんでした。
世界の中でも圧倒的なシェアを誇っていた製鉄会社である「USスチール」でも、安全は二の次とされていたことから、労働者の多くが苦しめられていました。
そんな労働者たちの姿を見た社長のエルバート・ヘンリー・ゲーリーは大変心を痛めていたそうです。
ゲーリーはキリスト教徒でもあったため、労働者たちが苦しむのを放っておけず、1906年にスローガンを「安全第一、品質第二、生産第三」に変更しました。
そして、スローガンが変更された影響によって、労働環境が改善されて、実際に労働災害はみるみる減少していったのです。
その後、USスチールが世界的企業であったことから、「安全第一、品質第二、生産第三」は瞬く間に世界中へと広まっていきました。
日本で「安全第一」というスローガンが使われて100年以上?!
日本にこのような考えがもたらされたのは1912年(大正元年)のことであり、実は100年以上の歴史を持っています。
「安全第一」を日本に持ち込んだのは、古河鉱業足尾鉱業所所長であった小田川全之(おだがわまさゆき)氏だとされています。
それまでの日本には「安全第一」という考えはなかったことから、日本でも労働災害の数が減っていったそうです。
ちなみに、安全第一の間に掛かれる緑十字のデザインは「安全旗」と呼ばれるもので、1919年に採用されてから2019年で100周年を迎えました。
以上、「安全第一には続きがある」というスローガンにまつわる雑学でした。
今日も一日、ご安全に!!
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